「ジャズ」と聞いて、多くの方が一番最初に思い浮かべるのはお洒落なジャズ・ミュージックかと思います。しかし、今日では必ずしもジャズに合わせて踊るのがジャズダンスというわけではありません。
実はテレビや舞台でよく見られるダンスのほとんどは、ジャズダンスが基となっています。中でもバレエ要素を多く取り込んでいるスタイルやヒップホップジャズなど様々な種類に枝分かれしています。

とはいえ即興的な要素が強いジャズ・ミュージック同様「自由に感情を表す」ことができるのがジャズダンスの特徴です。あなたもジャズダンスで自由に楽しく踊りませんか？

ジャズダンスの歴史

20世紀のはじめ、ジャズミュージックの誕生と時を同じくして自然に生まれていったのがジャズダンスです。1930年代にブロードウェイ・ミュージカルに登場すると、その後はショービジネスの世界で発展していきました。そこから様々に派生・細分化していき、ジャズのみならず様々な音楽で踊られるようになり、現在では幅広く人気の高いダンスとなっています。

ジャズダンスの魅力

ジャズダンスは、バレエスタイルやヒップホップスタイル等が融合されています。
優雅で上品な動きとバランス感覚、自由でノリのよいリズム。どちらも兼ね備えているからこそ、自分の個性を思う存分表現することができます。少し難しいイメージがあるかもしれませんが、奥が深くて楽しいダンスです。

運動不足の解消

「油断しているとつい運動不足になってしまって…」という方は多くいらっしゃるはずです。
そんな時は、ジャズダンスがおすすめ！自由に思いっきり身体を動かすことで、心も身体もリフレッシュすることができます。楽しく踊りながらダイエット効果も期待できて、まさに一石二鳥です。

心肺機能の向上

足は心臓の動きを助けている事をご存知でしょうか？
血液は心臓の働きで体中に送られますが、足を使うことでポンプのような働きをして心臓を助けています。当然ですがダンスは足を使うスポーツですので、心肺機能の向上にも一役買ってくれます。

認知症予防にも

よく中年・老年の方がダンスを始めるきっかけでもあります。
音楽に合わせて体を動かすと、脳が刺激されて認知症予防に良いとされています。

「なんとなく踊るのが恥ずかしい…」
「ステップなんて覚えられない…」
「年齢が気になるし…」

という方も、いつまでも生き生きと元気に暮らすためにも、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。実際にダンスを習ってみると「面白くてやめられない」とおっしゃる方がほとんどです。